メモリー

メモリーは使用するデータを一時的に置いておく場所です。                                 
メモリーはよく机に例えられます。(CPU:人、HDD:書棚、データ:書類)                                 
机が狭いと必要な書類を広げて置くことができませんが、机が広ければ必要な書類をすべて広げて置くことができます。                                 
すなわち、机が十分広ければ作業効率が上がります。                                 
つまり、メモリーの容量が十分大きければ、パソコンの処理効率が上がることになります。                                 
メモリーの容量を表す単位は"MB(メガバイト)"もしくは"GB(ギガバイト、1GB=1,024MB)"です。                                 
この数値が大きいほど、パソコンの処理効率が高いことになります。                                 

                             

メモリーの規格

現在販売されている、多くのパソコンで使用されている規格はDDR3 SDRAMです。                                 
ただ単にDDR3と呼ぶ場合もあります。                                 
DDRの次の数字がDDRの世代を表しており、数字が大きいほど新しい規格で、転送速度も速くなります。                                 


デュアルチャンネル・トリプルチャンネル

デュアルチャンネルはメモリーを2枚1組で2枚同時にアクセスすることでデータの転送速度を高速にしたものです。                                 
トリプルチャンネルは同様に3枚1組で使用し、データの転送速度を高速にしたものです。                                 

                          

標準容量・最大容量

パソコンのメモリーに関する仕様の中に"標準容量・最大容量"という項目があります。                                 
標準容量とは買ったときに付いてくるメモリーの容量です。                                 
最大容量とはそのパソコンに搭載することが可能な最大容量です。                                 


メモリースロット

メモリースロットとはメモリーを装着する場所のことです。                                 
メモリースロットがいくつあって、空いているスロットがいくつあるか確認しましょう。                                 
例えば、メモリースロットが2つのパソコンにデュアルチャンネルのメモリーを増設する場合は、あらかじめ装着されているメモリーを取り外してから新しいメモリーを装着する必要があります。