CPU
CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置や中央演算処理装置とも呼ばれます。
パソコンの中心的存在であり、、まさに頭脳、中枢と言える部分です。
CPUはパソコンの各装置の制御を行い、入力装置や記憶装置からデータを受け取り演算を行い、その結果を出力装置や記憶装置に出力します。
コア数
以前は1つのCPUには1つコアがあるのが当然でした。ところがCPUのクロック周波数の進化が限界に達したため、その代わりにCPUの進化はCPUコアを増やすという形に変化しました。
デュアルコア(2コア)とはコアが2つあることであり、シングルコア(1コア)のCPUを2個載せているようなものであり、
クアッドコア(4コア)とはコアが4つあることであり、シングルコア(1コア)のCPUを4個載せているようなものであり、
ヘキサコア(6コア)とはコアが6つあることであり、シングルコア(1コア)のCPUを6個載せているようなものです。
同様にオクトコア(8コア)・・・となっていきます。
複数コアを持つものをまとめてマルチコアともいいます。
基本的にコアが多いほど処理能力は高くなります。
コア1つのCPU (シングルコア) |
コア2つのCPU (デュアルコア) |
コア4つのCPU (クアッドコア) |
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Atom Pentium 4 Celeron Core Solo Athlon LE Athlon 64 Sempron、Duron その他旧型のCPU |
Core i5 600 Core i3 Core 2 Duo Pentium Dual-Core Celeron Dual-Core Pentium D Core Duo Pentium EE Athlon II X2 Athlon 64 FX Athlon 64 X2 |
Core i7 Core i5 700、2000 Core 2 Quad Phenom Phenom X4 Phenom II X4 Athlon II X4 |
クロック周波数
クロック周波数はCPUが動作するテンポ(1秒間に何回か)を数値で表したものです。CPUはこの周波数に基づいて演算を実行します。
3GHz (=3,000MHz)なら1秒間に30億回ということになります。
基本的に、この数値が高いほど性能も高くなります。
キャッシュメモリー
CPU内で一時的にデータを保存する場所です。高速なアクセスが可能です。
キャッシュメモリーの容量が多いと1度に記憶できる量が多いことになります。。
1次(L1)キャッシュ、2次(L2)キャッシュがあり(3次(L3)キャッシュがあるものもある)、前者から順にアクセスしていき、必要なデータがなかったらメインメモリーへアクセスします。
基本的に、キャッシュメモリーの容量が大きいほどパソコンの処理速度が高くなります。